歯ぐきからの出血・腫れ、
歯のグラつきがあるなら……歯周病治療
歯周病の怖いところは、自覚症状がほとんどない点です。そのため、異変に気がついた時には症状が進行し、顎の骨が溶かされてしまった、ということも……。最悪の場合は、歯が自然に抜け落ちてしまうケースもあります。こうしたリスクを避けるためには、早期発見・治療が重要です。歯ぐきからの出血や、歯のグラつきに気がついたなら、できるだけ早めにさいたま市の歯医者「あさか歯科医院」までご来院ください。
歯を失う原因の第一位は“歯周病”!?
厚生労働省の調査によると、日本人が歯を失う原因として多いのは、虫歯を抑えて歯周病が第一位とされています。なんと、41.8%もの人が歯周病によって歯を失ってしまっているとのことです。これは、歯周病は初期段階では自覚症状が少なく、気づかぬうちに少しずつ顎の骨を溶かしていくのが理由だと考えられます。
成人の約80%が歯周病のリスクあり!
さらに、日本で暮らす成人の約80%は、なんと歯周病にかかっている、もしくは歯周病の予備軍だというデータもあります。歯周病のリスクは気づかないうちに忍び寄るもの。見た目が健康だからと言って、安心はできません。
歯周病セルフチェック
- 起床時、口の中が粘つく
- ブラッシングをすると歯ぐきから血が出ることがある
- 歯と歯の間に食べ物が詰まるようになった
- 最近、口臭を指摘された
- 強く噛みしめると痛みが走る
- 歯ぐきが赤く腫れぼったい
- 以前よりも歯が長く伸びたような気がする
- 歯にかゆみを感じることがある
- 歯ぐきに膿が溜まっている感覚がある
- 歯がグラつく
当てはまる項目が多いほど、歯周病が進行している可能性があります。ひとつでもチェックがあったなら、早めに当院までご来院ください。
歯周病治療の方法
歯周病治療・予防の基本はプラークや歯石の除去です。しかし、それでも改善が見込めない場合は外科的なアプローチが必要となる場合もあります。以下でそれぞれの治療・施術についてお伝えします。
基本治療
ブラッシング指導 | |
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お口の中の状況は人それぞれです。そのため、患者さん一人ひとりに合わせたブラッシングの方法を行うのが歯周病予防には効果的です。当院の歯科衛生士が時間をかけて丁寧にアドバイスを差し上げます。 |
スケーリング・ルートプレーニング | |
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ご自宅で取り除けないプラークや歯石を、プロの技術と専門の器具を使って除去する施術です。スケーラーやキュレットという器具で、歯周ポケットの深いところにこびりついた汚れをキレイに掻き出します。 |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
外科治療
歯周ポケット掻把(そうは)術 | |
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歯周ポケットがまだ浅い段階で用いる施術です。歯石やプラークだけでなく、歯周病菌に感染した歯周組織を掻き出します。治療中は局部麻酔を行いますので、痛みはほとんど感じません。 |
フラップ手術 | |
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歯周ポケットが深くなってしまい、歯周ポケット掻把(そうは)術では対応ができない状態で有効な施術です。歯ぐきをメスで切開し、歯の根元にこびりついた歯石やプラーク、歯周病菌に感染した組織を除去していきます。 |
再生療法 | |
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歯周病によって大きなダメージを受けている歯周組織を再生し、回復させる治療法です。手法にはさまざまな種類があり、薬剤や手順も異なります。 |
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